香川院長ブログ

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2015.05.28更新

昨晩ブログを更新する予定でしたが、つい寝てしまいました。
本日はマダニのお話です。
実は一昨日なのですが、マダニに噛まれたかもしれないので診てほしいとおっしゃる患者
さんがいらっしゃいました。
ご本人のおはなしでは6年くらい前にダニに噛まれたらしい、そのまま放置していたら
だんだん黒くなってきて大きくなってきているとのことでした。
よーく観察させていただきましたが、いわゆるほくろのようでした。
さすがに6年前に噛まれたとしても、まだ牙がのこっていることはないと思われますし
自覚症状がなければ問題はないでしょう。

以前のブログにも少し書きましたがマダニに噛まれると、いわゆる”重症熱性血小板 減少症候群”(SFTS)
を発病することがあります。ウイルス性の疾患で熱発 消化器症状が出現し血小板が低下します。
日本でも120例程度の報告があり、なんと34名の方が亡くなられています。
もちろん、マダニに噛まれても気が付かないこともありますが、噛まれたのち1週間~2週間で熱発したら
医療機関を受診する必要があります。
この病気の怖いところは有効な治療法が確立されていないことです。ステロイドホルモンを使用することも
あるようですが、それで治るというものでもないようです。

家のなかにもダニはたくさんいます。しかしイエダニはSFTSを媒介しません。
マダニは野原や草原、森に生息しています。ですから、SFTSから身を守るためには肌を露出しないことが重要です。これからのハイキングシーズン、気候がよければお出かけされる方も多いと思います。
山道や草むらを歩くときはできる限り長袖、長ズボンに靴下、手袋の着用をおすすめします。

予防こそが最良の医療ですよね。

投稿者: 稲城癒しの森内野クリニック

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